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2013年5月31日金曜日

2013年度卒業研究のテーマ決定

こんにちは、代表の安藤です。

2013年度の4年生の卒業研究のテーマが出そろい、本日学科に申請書を提出しました。今年は学生の自主性にまかせつつ、ローカリゼーション研究部を中心に、プロジェクト的に進める取り組みも試みる予定です。

■ローカリゼーション研究部
  • 商店街活性化パターンによるアプリケーションサービスの提案
  • 商店街(商人)と地域住民との繋がりを深めるための仕組みの提案
  • 商店街向け地域活性化マニュアルの制作
  • 幕張地区における地域の問題把握と活性化の取り組み提案
■UX研究部
  • 映画館における鑑賞体験を共有し映画館利用を促進するサービスの提案
  • アマチュア音楽イベントの出演者を探すためのライブハウス向け音楽サイトの制作
  • 日常をエンターテインメントにするインフォグラフィックス
■おもちゃ研究部
  • パチンコにおける遊戯の流れを可視化するアプリケーションの開発
  • 変形おもちゃの感情サイクルモデルに基づいて構成される合体おもちゃの制作
■サービス・プロダクト研究部
  • 家族や友人とコミュニケーションを楽しむお茶体験の提案
  • 紙書籍による読書体験の向上を目的としたサービス・プロダクトの提案
  • ストレス軽減を目的とした支援的ユーモアを用いた絵本の制作
■大学プロジェクト研究部
  • 卒業研究における学生の主体的な研究活動支援に関する研究
  • 受験生を対象としたデザイン科学科への理解を促進させるPR方法の検討


これから頑張っていきます! ご期待ください。

2013年5月30日木曜日

卒研申請書提出できたー&3年生いらっしゃい会

こんにちは、代表の安藤です。
梅雨の季節になりました。安藤研はカゼをこじらせている人が3~4人います。みなさんも、体調管理にご留意のほど。

さて、5月29日(水)に、“卒研申請書提出できた~ & 3年生いらっしゃい会”という研究室パーティーを開催しました。現在、デザイン科学科は3年生、4年生とも忙しい日々が続いています。4年生は、卒業研究のテーマ概要を執筆した「卒業研究申請書」の作成。3年生は、研究室配属の希望書を出すために、研究室を訪問し先生にコメントをもらう活動。

安藤研では、卒業研究申請の締切を5月29日にしていました。今年は早くから学生同士でチェックし合ってから提出するよう、指導していました。そのため、非常にスムーズに全員が提出を完了できました。

全員提出完了のプチ打ち上げと、3年生向けに研究室についていろいろ本音を聞ける機会として、4年生の佐久間君、佐藤君、近藤君を中心にパーティーを企画してくれました。

安藤研は以前から非常にホスピタリティが高くて、私も感心しきりだったのですが、今回もとてもおもてなしあふれるパーティーでした。以下の写真は、荒井君が撮ってくれました。

ウェルカムボード

お手製のドレッシングでサラダを和えるの図

生ハムを丁寧にめくって、、、

うぉー。きれい。

メインディッシュは、なんとビーフシチュー。“おいしくなーれ”

そんな料理好きな男子を見守る、女子のみなさん。がんばれー男子

メインの他には、ナチョスとサンドイッチ。うーん。うまそう。
このホスピタリティは、本当に素晴らしい。感心します。

飲み物はバッチリです。いっぱいのビールは、研究室を訪れる企業の方が差し入れて下さいました! いや、別におねだりはしていませんが、ビールは頂けるとうれしいですよw

3年生もたくさん来てくれました。

なんでもやる佐久間くん。DJもやって盛り上げてくれてます。

3年生に安藤研の実態を説明する学生。正直に話し過ぎではないかと、、、w

一方、私は女子会に参加w。

ムシャムシャ。。。これから申請書を書くという、安藤研準レギュラー
書く前に打ち上げちゃうとは。。。


企画・準備してくれたみなさん、本当にありがとうございました。
また、参加してくださったみなさんも、本当にありがとうございました。またやりましょう。

※写真公開承認済


2013年5月27日月曜日

HCD-netサービスデザイン方法論:エスノグラフィの講師を担当しました

こんにちは、代表の安藤です。

この間初めてあった方に、「代表ブログ、見てますよ」と言われました。そうですね。“しつちょー”の呼称をやめて“代表”になったわけですが、個人ブログではないということで、たまには学生にも書いてもらえればと思っています。

といった途端で恐縮ですが、安藤の活動のご報告です。

2013年5月18日(土)に、NPO法人人間中心設計推進機構主催の教育セミナー「サービスデザイン方法論(全6回)」の第1回として、「エスノグラフィ」の講師を担当しました。

朝10時から、渋谷のミクシーさんの会場を借り、渋谷の街のフィールドワーク約2時間をはさんで、夕方6時までの長丁場でした。参加者数は40名+見学者15名という大人数。正直大変でしたw。

公式な実施報告が、HCD-netのページにアップされていますので、ご参考までに。

私はなんと、デジカメのSDカードを研究室に置いてきてしまい、ちゃんとした写真を撮れていませんが、iPhoneで撮ったものをベースに振り返ってみましょう。

朝10時。最近の企業はセキュリティが厳しいので、遅刻すると入れないと言う脅し、いや事前連絡があったため、参加者の方はほぼきっちり入室。山手線が止まっていたのに、さすが大人。

正式な参加者は40名。すごい人数です。

エスノグラフィのワークショップのために、安藤研が所有しているミニプリンタ8台がセッティングされています。ここが出力センターとなるわけですね。

午前中は、エスノグラフィに関する基礎知識を学ぶセミナーを1時間みっちり学びました。現在その資料の抜粋版を特別公開中ですw。


まずは調査計画を立てます。「いいもの探し」という抽象的なテーマなので、戸惑っている様子。
ワークショップなのでその辺はご容赦のほどを。通常は企業も決まっていたり、もう少しテーマが深堀りされていたりしますので、もうすこし楽なはずです。





午後は、昼食を兼ねてフィールドワーク。私もあるグループについていったのですが、、、
途中から個人での観察になってしまったので、途中で会場に戻ってきました。

今回セミナーの企画のコーディネーターの浅野先生。なぜか浅野先生とペアルックの柴田さん。

帰ってきたところから、KA法で分析。写真が撮れない状況では、今回はスケッチでということでお願いしました。

なるほど、こんな感じのスケッチでもわかることはある。観察は写真やビデオを撮ることが目的じゃないですよね。観察者自身が、調査道具となってフィールドにいって観ることが大事。スケッチでもちゃんと観ていたのであれば問題ないわけです。

さすが! これはすごいスケッチ。

分析したKAカードを並べて、今度は価値マップを作成します。

KA法で抽出された価値に着目して整理していきます。中分類の価値というのを付けていく作業中です。中分類も、「~する価値」という形式で名前を付けていきます。

中分類の価値は、A3の台紙に張ってグルーピングします。そこまでできたら、今度は中分類の価値に着目し、中分類の価値の関係性にユーザーの心の構造が潜んでいると仮定してモデルを作ります。

なんと、このグループは床でモデリング。欠員補充で入った、安藤研の阿部倉さんも大活躍。

な、なんだこの混雑ぶりは。。。全員壁に向かってモデリング作業。

いやはや、壮観。時間が迫りくる中でも、なんとか成果につなげるあたり、さすがみなさん素晴らしい!

各グループの成果については、どこかでアップできるといいのですが、私が写真を持っていないので、どうしたものか。。。

最後は、渋谷げんてんで懇親会。いやはや飲みました。

とても長時間だったのですが、実は時間がないという密度の濃いワークショップでした。
ご参加頂きました皆さん、事務局および担当理事のみなさん、安藤研でサポートをしてくれた、阿部倉さん、山田さん、そして北里の本多先生。本当にありがとうございました。



UX研究の公開ゼミ「ex-lab」 第3回のご案内+第2回の報告

こんにちは、代表の安藤です。

ご連絡が遅くなりましたが、第3回のex-labを開催します。
都内での予定を検討してきましたが、調整がつかず、今回も津田沼での開催となります。


■第3回 ex-Lab エクスラボ
  • ●日時: 2013年5月31日(金) 18:00ごろ開場、18:30ごろ開始~21:00ごろおわり
  • ●場所: 千葉工業大学 津田沼キャンパス 1号館 12F 安藤研究室
  • ●費用: 基本無料
    ※ビアバッシュ的な運営を考えていますので、500円程度のドネーションを頂けますと幸いです
  • ●内容: 「直観的UIを考える」
  • ●論者: 宮川真道くん
    • 論文クリティーク:
      今回は、論文全体ではなく、各論文において“直観”がどう位置付けられているかに焦点を当てて議論します。レジュメも論文全体を対象としていません。

 これらの論文は、メジャーではないかもしれませんが、直観的インタラクションについて述べられた最近の論文なので取り上げました。ただし、実験の対象機器がスマートフォンではないことなどから、議論すべき点が多いと思います。


■前回の議論の様子
第2回は、都合16名の方にご参加頂きました。今日はJBMIAの小山さんもご参加。
千葉大の皆さんも3名ご参加でした。

差し入れも頂きつつ、自己紹介。

今回はとてもよい議論ができました。UXの評価とは何かということに深くきり込めたと思います。

汚いメモですが。とても大事なことが書かれています。

評価と言う観点では、Bruce, B. C., Rubin, A. & An, J. による「Situated Evaluation」のフレームワークがベースになると考えると、結構整理をつけて考えることができそうです。

上の表は、Bruceらの「評価法の比較」の表です。左から「形成的評価」「集約的評価」「埋め込まれた評価」。「形成的評価」と「集約的評価」は、作り手の理想に対する評価(Bruce的に言うと、イノベーションの理想)であるが、状況に埋め込まれた評価というのは、作られたモノが実際にはどのようにユーザーの生活世界で使われているかを評価するもの(Brue的に言うと、イノベーションの現実)。

UXの評価にも、この3つの分類が当てはまる。それぞれどんな評価をすればよいかと言うことを考えないといけない。

議論では、以下のような考えが指摘されました。

  • Situated EvaluationとしてのUX評価: これは、リリースした後の評価であって、新たに作る製品のインプットとして使われる。手法としてはエスノグラフィ的な方法。ただ、社内でここの評価だけを見せると、若干“うそくさい”感じがするらしい。
  • Fromative EvaluationとしてのUX評価: 大事なのはこれ。現時点でこの形成的評価として行うUXの観点は、以下のような議論があった。基本的には、Situated Evaluationを前提としている点がポイント。
    • 事前期待に対して現在作っている製品が裏切らないかということ(コンセプト評価)
      • 事前期待については、Situated Evaluationから導出?
    • “うれしい体験”というパターンを作り、それが企画段階で何個うれしい体験が含まれているかを評価するといったアイディア
      • うれしい体験のパターンは、やはりSituated Evaluationから分析的に導出
この議論では、アジャイル開発で言われているDevOpsという考え方と似ているという意見もあり。
この分野では要求工学の名古屋大学山本修一郎先生が著名とのこと。



こちらの図は、安藤研の大学院生の研究の位置づけを説明したもの。かなりいい加減に書いてありますが。。。

基本的にUX白書の4つの期間による視点を分け、
  • 予期的UX~一時的UXまで: 登尾君
    • 「購入前の体験価値情報が、購入後の製品使用評価に及ぼすプライミング効果(仮題)」
  • 一次的UX: 宮川くん
    • 「直観的UIについて」
  • 累積的UX: 田中一丸くん
    • 「長期的UXの測定法の開発」
というような位置づけです。

それとは関係ありませんが、ここで書かれているメモについては、もうひとつ。私のUXDのあり方として一つのビジョンを示していて、コアUXをCJMなどで記述するのは、すでに先進的に取り組まれていると思いますが、それだけではだめだということです。サービス工学の分野では、サービスリカバリーという研究がありますが、それと同様に、「コアUXのリカバリーデザイン」という観点が必要だと思います。体験のデザインにおける、一種のエラー処理ですね。

次回も、楽しい議論が展開できることを期待しています。







2013年5月13日月曜日

UX研究の公開ゼミ「ex-lab.」 第2回のご案内 【追記情報あり】

こんにちは、代表の安藤です。

前回4月26日に第1回目を開催しましたex-labの第2回目を開催します。

【※レジュメをアップしました [5/14] 】

前回実施した際に、参加された方から「学生の研究の話を聞くのは刺激になります」とのことでした。確かに、現在指導している大学院生の研究は、UX研究の先端的なテーマを模索しているので、とても面白い内容だと思います。

そこで、今回はすこし内容を見直し、3名の大学院生の研究テーマやその模索のために現在読んでいる論文の発表と論点を、とことん議論することにしました。(朝令暮改で申し訳ないですが、大学と社会の相互作用でいい活動になるよう努力していますので、お許し下さい)。

今回は、田中一丸君が研究テーマとしている「UXの評価」について徹底議論します。

■第2回 ex-Lab エクスラボ

  • 日時: 2013年5月17日(金) 18:00ごろ開場、18:30ごろ開始~21:00ごろおわり
  • 場所: 千葉工業大学 津田沼キャンパス 1号館 12F 安藤研究室
  • 費用: 基本無料
    ※ビアバッシュ的な運営を考えていますので、500円程度のドネーションを頂けますと幸いです
  • 内容: 「UXの評価はどうあるべきか?」
  • 論者: 田中一丸くん
        論文クリティーク:「UX Curve: A method for evaluating long-term user experience」
        http://www.ekarapanos.com/Kujala.pdf
  • レジュメ: UX Curveレジュメ (当日までにご一読下さい)。

 この論文は、UXカーブという、言ってみれば曲線を使って体験を表現することを実験してみた論文です。論文自体は上記URLからダウンロードできますので、事前にご覧いただくとイメージがわくと思います。興味深い論文なので、参加されない方もぜひご覧下さい。

 UXの評価は、体験の評価するだけでは意味がない。体験を通して製品がいかにしたら評価できるのか? そこにどうやったら踏み込めるのか? 議論します。   

  • コンファブ: その他議論


■前回の様子

英語論文の輪講  千葉大の方もいらしていただきました

終了後は簡単な懇親会 宮川君特性のミネストローネをいただきました


■安藤研までの道順

安藤研究室は、千葉工業大学津田沼キャンパスの1号館12階にあります。以下の順でいらしていただければと思います。
  • JR津田沼駅の改札を出て、右側方向に出ると、すぐに前方に「千葉工業大学」の建物が見えるはずです。
  • 大きなビルが2棟立っています。そのうち手前のビルが目標の「1号館」です。
  • 駅から大学まで、歩道橋をつかってお越しください。正門横まで直接お越しいただけます。
  • 正門を入ると、右斜め前に見える車寄せのあるビルが、1号館です。そちらにお入りください。
  • 正門側にエレベーターがあります。そのエレベータで12階までお越しください。
  • 12階をおりたら、左側の廊下を進んでください。中央部に私の研究室があります。
今後は、津田沼だけでなくいろいろな所にお邪魔しながらゼミを開いていきたいと思います。
よろしくお願いいたします。