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2016年4月30日土曜日

『UXデザインの教科書』という本を書きました(第1報)

みなさん、こんにちは! 安藤です。

この度、『UXデザインの教科書』という本を書きました。まだ出版までは時間があるのですが、ご紹介させて頂きます。

UXデザインに関する取り組みの拡大とともに、UXデザインの本は多数出版されるようになりました。しかし、UXデザインの実践的な本はあっても、アカデミックな内容から実践までを広く・浅く・ポイントを押さえて書かれた『教科書』は、世界的にも多くありません。

今後、UXデザイナーを育てるための基盤知識の整理のためにも、実践としてのUXデザインを分解して知識と紐付けた教科書を書きました。

同時に、私自身が実践してきたコツやノウハウを余す所なく書きました。書きすぎて、当初の2倍のページ数(多分260ページ)になってしまいましたが、役立つ内容になるよう書いたつもりです。

瞬間的に買ってもらう本ではなく、新入社員、新入生が入ったら買ってもらって読んでもらう。そして、3年くらいは手元に置いて、メモを書きながら使い込んでもらう本として企画しました。自分だけの、UXDの教科書に育ててもらえるような、そんな本を。。。

まだ出版は少し先になりますが、また動きがありましたらお知らせします。丸善出版より発売予定です。

また、6月には出版記念セミナーも計画中です。そこでは、本をご購入いただける機会をもうけつつ、内容の解説をしたいと考えております。ぜひ、第2報をお待ちください。

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<紹介>
ユーザーエクスペリエンスとは私たちが製品やサービスを使うときの体験、「ユーザー体験(UX)」のことである。
本書では優れたUXをデザインするための理論とプロセス、手法に関する知識を体系的に解説する。
内容はアカデミックなものも含んでいるが、これはUXデザインが小手先の手法の話ではなく、また、最近はやりのテクニックでもないことの証でもある。
先駆的な人たちが、ユーザーにとって“いいものを提供したい"という想いでチャレンジしてきた成果の蓄積によって成り立っている、一つの学問領域でもある。
本書は、UXデザインに関わる人たちが、学問領域としての背景を理解してもらい、その上でより良い実践を行ってもらうための「教科書」である。
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<目次>

本書の目的・構成・使い方


1 概要
1.1 UXデザインが求められる背景
1.2 ユーザーを重視したデザインの歴史
1.3 UXデザインが目指すもの
2 基礎知識
2.1 UXデザインの要素と関係性
2.2 ユーザー体験
2.3 利用文脈
2.4 ユーザビリティ・利用品質
2.5 人間中心デザインプロセス
2.6 認知工学・人間工学・感性工学
2.7 ガイドライン・デザインパターン
2.8 UXデザイン
3 プロセス
3.1 利用文脈とユーザー体験の把握
3.2 ユーザー体験のモデル化と体験価値の探索
3.3 アイデアの発想とコンセプトの作成
3.4 実現するユーザー体験と利用文脈の視覚化
3.5 プロトタイプの反復による製品・サービスの詳細化
3.6 実装レベルの制作物によるユーザー体験の評価
3.7 体験価値の伝達と保持のための基盤の整備
3.8 プロセスの実践と簡易化
4 手法
4.1 本章で解説する手法
4.2 「1利用文脈とユーザー体験の把握」の中心的な手法
4.3 「1 利用文脈とユーザー体験の把握」の諸手法
4.4 「2 ユーザー体験のモデル化と体験価値の探索」の中心的手法
4.5 「2 ユーザー体験のモデル化と体験価値の探索」の諸手法
4.6 「3 アイデアの発想とコンセプトの作成」の中心的な手法
4.7 「4 実現するユーザー体験と利用文脈の視覚化」の中心的な手法
4.8 「4 実現するユーザー体験と利用文脈の視覚化」の諸手法
4.9 「5 プロトタイプの反復による製品・サービスの詳細化」の中心的な手法
4.10 「5 プロトタイプの反復による製品・サービスの詳細化」の諸手法
4.11 「6 実装レベルの制作物によるユーザー体験の評価」の諸手法
4.12 「7 体験価値の伝達と保持のための基盤の整備」の文献紹介
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所属が変わりました!

みなさん、こんにちは。安藤です。

2016年度が始まって、今日はもう4月30日。ご挨拶が遅れましたが、4月1日より、所属が変わりました。

新: 千葉工業大学 先進工学部 知能メディア工学科 教授

連絡先等は変更ありません。実はまだ名刺ができておらず、順次新しい名刺にします。

知能メディア工学科は、構想段階から関わってきた学科です。人工知能、メディア工学、情報デザインの3つの領域を組み合わせた、新しい領域を開拓していきます。

なお、旧デザイン科学科は3年間は兼務となり、変わらずデザインの学生たちとUXやUXデザインに関する研究を続けてまいります。

今後とも宜しくお願い申し上げます。